2012年10月03日

「チェーンギャング」がアリゾナ州の野外で労働する様子

http://labaq.com/archives/51764031.html

「チェーンギャング」とは、1つの鎖につながれ屋外労働をさせられる囚人たちのことを言い、古くから見せしめ刑として存在していました。

アリゾナ州マリコパ郡のジョー・アーパイオ保安官は、アメリカで最もタフな保安官として知られ、1995年に男性の服役者に対し、このチェーンギャングを開始しました。

さらに機会均等をよしとする彼は、その翌年の1996年の9月に女性の服役者にも導入しています。

たった1年で廃止された、チェーンギャングの女囚たちの姿をご覧ください。


チェーンギャングは志願制で、5名1組の計15名、週5日、合計30日間の労働に就きます。

見せしめ刑ではありますが、退屈なテント村施設よりはましと言う囚人も多いのだとか。

チェーンギャングの仕事は、道路近辺の草むしりやゴミ掃除、落書き消しなど。

しかしながらチェーンギャングは、商業的奴隷制や残虐な刑罰であるとの批判を受け、また、それぞれの鎖がつながっていると効率が落ちるとの理由で、たった1年で廃止されたそうです。

ただし、個人の足に鎖をつけ、それぞれは繋がない状態での作業は、従来通り続けられているとのことです。



いろんな刑罰があるんですね。  


Posted by 犬塚 ツメ at 21:48Comments(0)