2010年10月04日

盲導犬

視覚障害者の歩行を助けるイヌ。

介助犬,聴導犬とともに法律で定める身体障害者補助犬の一つ。

適種犬は,ラブラドル・レトリーバーやゴールデン・レトリーバーなど。

ハーネスと呼ばれるハンドルのついた胴輪をイヌにつけ,視覚障害者はそのハンドルを持って歩く。

盲導犬は障害物を避けながら歩き,停止することで交差点や段差を視覚障害者に伝える。

視覚障害者は盲導犬に声をかけ方向の指示を与えながら歩行する。

第1次世界大戦中のドイツにおいて,盲目の軍人らのためにイヌを訓練したのが始まりとされる。

日本では 1950年代後半に導入され,補助犬のなかでは実働頭数が最も多い。

2002年に施行された身体障害者補助犬法で規定され,公共交通機関,公共施設およびホテル,デパート,飲食店など不特定多数の者が利用する施設への同伴が認められた。



Posted by 犬塚 ツメ at 15:54